正社員の施工管理から派遣の施工管理に移るタイミングは、「経験が3年たち、相談しながら担当を回せるようになり、2級以上の資格を持っている」ことが目安です。そこに「時間とお金がほしい」「今の職場に先がない」といった気持ちが重なったとき、派遣を選択肢に入れてよい時期だと私は考えています。
ちなみに私自身、正社員で経験を積んだ後に派遣の施工管理になり、30代で資産3000万円に到達しました。今回は、正社員から派遣の施工管理に移るタイミングを10個にまとめました。動画でも同じ内容を紹介しています。
正社員から派遣の施工管理に移るタイミング10選
- 施工管理経験が3年になった
- 相談しながら担当を回せるようになった
- 2級以上の資格を取った
- 残業が月60時間を超える状態が続いている
- 目指したい上司がいない
- 肩書よりも時間とお金がほしい
- 職場の雰囲気が良くない
- 昇進しても給料に夢が無い
- 仕事以外にがんばりたいことがある
- 資産形成は早く始めた方がいいと理解した
なお、最初の3つは「正社員から派遣の施工管理に移るための条件」、後ろの7つは「今の環境から動く理由」です。両方がそろうほど、移るタイミングとして良いと言えます。なお、未経験からいきなり派遣になるのはおすすめしません。理由は未経験で派遣の施工管理になると厳しい理由の記事に書きました。

正社員から派遣の施工管理に移るタイミングの条件(1〜3)
1. 施工管理経験が3年になった
正社員で3年の経験があれば、もう未経験者とは言えません。派遣先から見ても、「一通りの現場の流れを知っている人」として扱われます。待遇の交渉もしやすくなり、経験年数の目安として、まず3年を一つの区切りにしてほしいと思います。
2. 相談しながら担当を回せるようになった
たとえば、1人で全部解決できるレベルである必要はありません。分からないことは相談しながら、問題を解決し、担当を回せる。そのレベルであれば、派遣の施工管理として十分に活躍できます。派遣先が欲しいのは、「担当を任せられる人」だからです。
3. 2級以上の資格を取った
施工管理技士の資格があれば、活躍できる仕事はたくさんあります。派遣の場合は、2級を持っているだけでも選べる現場がかなり広がります。1級を取れば、さらに待遇を自分で選べる立場に近づきます。ただし、資格だけでは足りず、経験とセットで評価される点は忘れないでください。

正社員から派遣の施工管理に移るタイミングになる理由(4〜10)
4. 残業が月60時間を超える状態が続いている
残業が月60時間を超えるのが当たり前になっているのは、組織の運営として何かが間違っていると私は思います。ちなみに、法律上も月60時間を超える残業には、50%以上の割増賃金が必要です(中小企業も2023年4月から適用)。それだけ、60時間という長さは重く見られているのです。
さらに、有限な時間を仕事に使われすぎること、働きすぎて身体や心に支障が出ること。総合的に考えると、マイナス面が多すぎます。この状態が続いているなら、環境を変えることを真剣に考えていいタイミングです。
5. 目指したい上司がいない
たとえば、周りを見渡して、「あの人のようになりたい」と思える上司や先輩がいない。それなら、その環境に居続けるメリットは乏しいと言えます。なぜなら、仕事を教えてくれる人も、キャリアの見本になる人もいないなら、成長のスピードも上がりません。
6. 肩書よりも時間とお金がほしい
出世して管理職を目指すなら、同じ会社に居続けたほうがいいです。肩書を重視すること自体は本質的ではないと私は考えていますが、それでも肩書がほしい人は、同じ会社で積み上げていくのがよいでしょう。
一方で、時間やお金がほしい人は、派遣の施工管理を検討してみてください。未経験から派遣になるパターンと違い、経験者が派遣になると待遇はかなり良くなります。たとえば、正社員よりも残業1時間あたりの単価が高く、残業代も1分単位で支給されるケースがあります。

7. 職場の雰囲気が良くない
派遣社員は、「人」や「会社」と心理的な距離を取りやすい立場です。正社員は、雰囲気の悪い職場でも我慢しなければなりません。むしろ本人が、その悪い雰囲気の一部になってしまうこともあります。
しかし派遣なら、心理的な距離を確保しつつ、自分の担当の仕事を一生懸命やればいいのです。人間関係の悩みが減るだけでも、心の余裕はかなり変わります。
8. 昇進しても給料に夢が無い
社則や給与規程を見れば、先輩や上司の給料は透けて見えます。3年後、5年後に自分がどの位置にいて、どれくらいの給料になるのかは、おおよそ想像がつくはずです。
そのため、夢が無いと感じながら、3年先も5年先も同じ場所に居続ける理由はありません。派遣なら、契約で時間単価が決まるので、将来の見通しも立てやすくなります。

9. 仕事以外にがんばりたいことがある
正社員には、仕事以外のことをがんばることは求められていません。むしろ、一生懸命に会社へ尽くす社員が好まれます。
そこで、仕事は仕事と割り切って、趣味や個人的なプロジェクトを一生懸命やりたい人は、まず時間が必要です。家に帰っても心と頭が残業していると、仕事以外のことには力が入りません。
派遣の場合は、仕事とプライベートの割り切りがしやすいです。終業時間になれば、会社のことを考える必要はありません。休みの日は、休みに専念できます。正社員の施工管理を続けながら仕事以外もがんばるのは、よほど器用で能力が高くないと難しいと思います。

10. 資産形成は早く始めた方がいいと理解した
少しでも若いうちに資産形成を始めると、複利の力で将来の資産が大きく増えることが期待できます。たとえば、毎月10万円を年利5%で運用できたと仮定すると、30年間で約8,300万円、20年間で約4,100万円になります(元本はそれぞれ3,600万円と2,400万円)。10年早く始めるだけで、最終的な金額は2倍近く変わる計算です。もちろん将来の運用成績は保証されず、あくまで仮定の計算です。
だからこそ、昇進するまで待って40代から始めるのではなく、若いうちに手取りを最大化し、ストレスの少ない環境で支出をコントロールして、継続的に積み立てることが大切です。
派遣の施工管理は、手取りが多く、寮費無料の条件にすれば、資産形成にかなり有利にはたらきます。私が3000万円に到達するまでの過程は、こちらの記事に書いています。

正社員から派遣の施工管理に移るタイミングの見極め方
正社員から派遣の施工管理に移るタイミングは、10個すべてに当てはまる必要はありません。目安は次のとおりです。
- 最低条件:1〜3(経験3年、相談しながら担当を回せる、2級以上)がそろっている
- 動く理由:4〜10のうち、2つ以上が強く当てはまる
- 迷うなら:転職しなくても、まず条件を聞いて比較するだけでもよい
つまり、「条件はそろっているが、まだ迷っている」という方は、情報収集から始めるのがおすすめです。派遣に移るかどうかは、条件を見てから決めても遅くありません。
まとめ:正社員から派遣の施工管理に移るタイミング
- 派遣に移れる目安は、経験3年・相談しながら担当を回せる・2級以上の資格
- 残業60時間超、上司に夢がない、給料に夢がないなら、環境を変える理由になる
- 肩書を重視するなら正社員、時間とお金を重視するなら派遣
- 仕事以外にがんばりたいことがあるなら、派遣は割り切りやすい
- 資産形成は早く始めるほど有利。派遣の施工管理は手取りが多く、寮費無料にすれば有利
経験者が派遣になると、待遇はかなり良くなります。条件の比較や、自分の経験でどのくらいの待遇が狙えるかは、LINEで気軽に相談してください。
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私が資産3,000万円を作るまでの経緯は、書籍にまとめています。気になる方はチェックしてみてください。
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