資格試験の参考書や専門書は、勉強を続けるほどどんどん増えていきます。しかし駐在先の現場に全部を持っていくことはできませんし、本が増えるほど「あの情報どこに書いてあったっけ」と探すのも大変になります。今回は、そんな悩みを抱える施工管理技士に向けて、私が実際にやっていた参考書・専門書の管理方法を紹介します。あわせて、電子化・クラウド保存をするうえで必ず守っておきたい注意点もまとめました。

参考書・専門書が増えると起きる問題
施工管理技士として資格取得やスキルアップを続けていると、参考書や専門書は自然と増えていきます。紙の本のままだと、駐在先の現場に全部持っていくことはできませんし、必要なときにどの本のどこに書いてあったかを探すだけでも時間がかかります。この状態を解消するには、書籍を電子化してクラウドに保存し、どこからでもアクセスできるようにしておくことが有効です。
自分でスキャンして電子化する(PDF化)
参考書が溜まってきたら、自分でスキャナーを使ってPDF化します。ここで大切な注意点が2つあります。まず、スキャン代行サービスに書籍を出してPDF化してもらう方法は使わないでください。第三者に書籍のスキャンを代行させる行為は著作権法上違法とされるリスクがあり、実際に過去に自炊代行業者が著作権侵害で訴えられた事例もあります。電子化は必ず自分の手でスキャンする範囲にとどめましょう。もう一つの注意点は、電子化した書籍を他人と共有しないことです。PDF化はあくまで自分の私的利用の範囲で行うものであり、データを他人に渡したり、共有フォルダで不特定多数がアクセスできる状態にしたりすることは著作権侵害にあたります。
PDF化した書籍はGoogleドライブに保存する
PDF化した書籍は、Googleドライブなどのクラウドストレージに保存しておきます。そうすれば、出張先や駐在先の現場でも専門書を開いて学習し、自分をアップデートすることができます。経験したことのない業務に直面したときにも、すぐに確認や予習ができるのは大きなメリットです。ここでも一つ注意点があります。会社から支給されているパソコンと、個人のクラウドアカウントを連携させないことです。会社支給のパソコンに個人のGoogleアカウントでログインしてクラウドと同期してしまうと、情報管理上のトラブルや会社の規定違反につながる可能性があります。書籍データへのアクセスは、あくまで個人のスマホやパソコンから行うようにしましょう。
NotebookLMに読ませて瞬時に要約する
さらに、PDF化した書籍をNotebookLMに読み込ませれば、必要な情報を瞬時に要約させることもできます。分厚い専門書の中から今知りたい部分だけを短時間で把握できるので、現場で急に確認が必要になったときにも役立ちます。書籍の電子化とクラウド保存、NotebookLMとの連携は、派遣の施工管理で活躍するためにぜひやっておきたい工夫です。
クラウドにアクセスするタイミングにも注意する
最後に、クラウドにアクセスして書籍を読む作業をするタイミングについてです。仕事中に個人のスマホを堂々と触るのは、現場での印象という意味でもあまり良くありません。確認したいことがあるときは、休憩時間を使うか、トイレなど人目につかないタイミングで手短に調べる程度にとどめておくのがおすすめです。学習自体は良いことでも、周囲からの見え方には配慮しておきましょう。
まとめ
参考書・専門書は、自分でスキャンして電子化し、Googleドライブに保存、NotebookLMで要約するという流れを作っておくと、駐在先や出張先でも学習を止めずに済みます。ただし、スキャンは必ず自分で行うこと、電子化した書籍を他人と共有しないこと、会社支給のパソコンと個人のクラウドを連携させないこと、クラウドへのアクセスは休憩時間や人目につかないタイミングで行うことは、必ず守ってください。資格そのものの価値については2級施工管理技士は月収52万で5年で2000万円作れるでも詳しくまとめていますので、あわせて読んでみてください。
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