施工管理技士なら子どもに奨学金を借りさせないでください

派遣施工管理のブログ

ご覧いただきありがとうございます。

施工管理技士のあなたに問いかけたいことがあります。

「あなたは自分の子どもに、奨学金を背負わせるつもりですか?それとも、学費を払ってあげますか?」

子どもに奨学金を借りさせようとする施工管理技士の方がいれば、思いとどまってください。

借りなくてもよい方法があります。

もし、既に借りさせた施工管理技士の方がいれば、今からでも払ってあげる方法を考えてください。




奨学金は借金です。

借金を子どもに背負わせなくていい方法があります。

私は高専のときの奨学金が177万円ありました。大学の奨学金が130万円。さらに学資ローン128万円を借りました。全部合わせて435万円ほどの学費を借りました。

去年2022年2月、派遣の施工管理で働いて得た給料で、借りた学費をすべて返し終わりました。

とても晴れやかな気持ちになりました。成人して初めて、借金のない状態になったのです。

学生の間、納付猶予にしてもらっていた国民年金も同じ時期に払い終わりました。

35歳になっていました。とても長かったです。

振り返ると、奨学金がなければ、自分の人生はどれほどイージーモードだっただろうかと思います。奨学金がなければ、きっと違った人生があったはずです。

奨学金は親子の関係に何の影響も与えなかったかと言えばウソになります。 

喧嘩をするようなことがあれば、どうして学費も払ってくれないのに、そんなことを言われなくてはならないのかと思ったこともあります。

学費を払ってもらっていたら、もっと感謝する気持ちがあったかもしれないと思います。

今、私に子供がいたら、学費は絶対に払ってあげたいと思います。

同じような不幸を背負わせたくないからです。

お金を理由に夢をあきらめさせたくないからです。

可能性を摘みたくないからです。

派遣の施工管理の仕事をしていれば、平均的な大学の学費くらいなら払えると確信しています。

施工管理技士なら、絶対に子供に奨学金を借りさせないでほしいです。

・学費を借りさせようと考えている

・学費を払うことに心配がある

そんな施工管理技士の方がいれば、思いとどまってほしいです。

派遣の施工管理の仕事なら、奨学金を借りさせなくてもよいのではないか、というのが私からの提案です。

既に借りさせたのであれば、全額ではなくても、100万円でも200万円でもいいから払ってあげてほしいです。

もし半分払ってあげられたら、その分、人生に余裕ができます。

300万円は、大学を出たばかりのお子さんよりも、施工管理技士のあなたの方が、簡単に払える額なのです。それは間違いなく、一生感謝される額です。

我が国の奨学金事情

まず、日本における奨学金の現状について確認します。

大学生の約半数が奨学金を利用!「平均借入額」は?(ファイナンシャルフィールド) – Yahoo!ニュース

・奨学金を受給している大学生の割合は49.6%

・短大生で56.9%

・奨学金の平均借入額 310万円

・返済が「苦しい」と回答 全体の44.5%

・4人に1人が延滞したことがある

・毎月の返済額1.5万円

・返済期間の平均14.5年

自殺の動機「奨学金の返済苦」、22年は10人 氷山の一角との声も:朝日新聞デジタル (asahi.com)

もし、収入が少なく、子供に奨学金を借りてもらおうと考えているのであれば、奨学金を借りる子供の気持ちや、その負担について、もう少しよく考えてください。

低賃金の中小企業よりは派遣の施工管理が有利

派遣の施工管理技士であれば、1年間で300万を貯めることなど、あまりにも簡単です。

正社員という肩書きにこだわることと、子供の人生はどちらが大事ですか?

「派遣は不安定だ」などという10年以上前に誰かが言ったような説を未だに信じて、中小企業の正社員のまま子供に奨学金を借りさせますか?

それは情報弱者すぎて子供が気の毒です。

いったいどれほど施工管理技士が不足していると思っているのですか。

よほど能力が足りていない限りは、仕事がなくなることなど無いのです。

そして2級の施工管理技士であれば

・月45万以上は可能

・5年で2000万円作れる

これが現実ですが、なぜか正社員という肩書が重要だと洗脳されてきたために動けない人がたくさんいるのです。

それを変えていきたいというのが私の考えでもあります。

奨学金の返済の辛さをよく考えよう

半数が借りているからという意識は危険

奨学金は借金です。

社会に出た半年後から、返済がスタートします。

もし、最初に入った会社がブラック企業だったらどうしますか?

もし奨学金がなければ、さっさと辞めているかもしれませんね。

「奨学金の返済があるし、、、辛いけどがんばろう。」

そう考えるかもしれません。

そのうち身体や精神を壊して奨学金を滞納することになるかもしれませんね。

社会に出た瞬間から、貧困に片足を突っ込んでいるのです。


前向きな人生設計ができない。

300万円の借金があって、結婚を考えられますか?

躊躇なく子どもが持てますか?

おそらく難しいと思います。

起業するアイディアがあったとして、踏み出せますか?

学費を親が払ってくれた同級生とは、社会に出た瞬間に差がついています。

もし才能に恵まれていて、起業するアイディアが浮かんできたとしましょう。

もし借金が無ければ、思い切って起業しているかもしれません。

借金の無い人が融資を受けるのと、既に300万円の借金があって融資を受けるのは、違いますよ。

借金300万円を返すのが先だと考えるかもしれません。

これ以上借金を増やすことに抵抗を覚えるかもしれないですね。

奨学金の返済が残っていると挑戦しにくいのです。

病気になって、働けなくなったらどうしようと考えると思います。

300万円の大きさを知らないうちは、300万円とは途方もない金額のように感じるのです。

実際に300万円とは大きな金額です。

300万円あれば、死ななくてもよかったという人はいるでしょう。

300万円は、人によっては生死を分けるほどの金額なのです。

親への感謝が薄い

学費を親に払ってもらった子供は一生親に感謝し続けるでしょう。

自分が老いたときには、喜んで介護を引き受けてくれるかもしれません。

一方で、奨学金を借りさせた場合、どのように思われるでしょうか。

大学生の半数が借りているのだから仕方ないと理解してくれる子どもであるといいですが、

子どもに借金を背負わせて平気なのか?そう思われるかもしれません。

趣味を持っている親に対して、その金で学費を払う気はないのか、と疑問に思っているかもしれません。

自分のやりたいことをやっている人や、挑戦して成功している同級生を見て、

「奨学金さえなければ」と思うかもしれません。

なぜ払えるお金を払わないんだ。

なぜ学費も払えないのに、自分を生んだのか。

人生がうまくいかないとき、そんなネガティブな感情を抱くかもしれません。

資産形成に出遅れる

奨学金を借りている場合、資産形成に出遅れます。

社会に出ると、資産運用の話を聞く機会があります。

会社によっては、新入社員教育に取り入れているところもあります。

「積立NISAはやっておいた方がいいよ」と教えられても、

まずは奨学金を返す方が先だと考えるでしょう。

借金があるうちは、資産形成について考えることは難しいです。

奨学金を借りたAさんが、月に1万5千円の返済を15年続けて奨学金を返し終わります。

一方で、学費を親が払ったBさんが社会人1年目から同じ金額を積立NISAで年間利回り5%で運用した場合、15年後には400万円になっています。

その見方をすると、月に1.5万くらいなら大した負担ではないだろうと考える人もいますが、年月をかけて大きな差になります。

派遣の施工管理で学費を払う親はいる

僕が一番最初に派遣で働いていた現場は、それはそれは大きい現場でした。

ゼネコン数社で構成されたJVです。

派遣のスタッフもたくさんいました。

私は当時その中で一番若かったと思います。

・高校生になる子供がいて、大学の学費を払ってやるために稼げる仕事を探して来た。

・前妻との間の子供の養育費を払っていて、大学の学費くらいは出してやりたい。

そんな話を実際に聞きました。

派遣の施工管理で学費を払えるのか

それは簡単なことです。

300万円を貯めるために1年あれば十分です。

2級施工管理技士が45万円+残業代の契約になったとします。

月の平均残業時間が30時間であれば、

月の手取りで40万以上あります。

そこから毎月25万円ずつ貯蓄へまわせば

25万円×12カ月=300万円です。

これは中小企業に勤めていて給料の伸びが期待できない施工管理技士の方に、特に考えていただきたいです。

施工管理技士の資格があれば、低賃金な中小企業で働くよりも、

①大企業に転職するか
②派遣で働く

そのどちらかを考えないと今より厳しい状況になると思います。

これを読んでくれた誰かの親が、もし、収入に不安を抱える施工管理技士であったとしたら、私は何か役に立てるかもしれません。

停滞する日本経済を私が立て直すことはできませんが、これを読んだことがきっかけとなり、自分の子供の学費を払う決断ができたとしたら、

それは将来の日本の若者を1人、貧困の連鎖から救ったことになると思うのです。

どこの派遣会社にすればよいか

派遣会社は世の中にたくさんあります。

危ない派遣会社もあるので注意してください。

・給料が時給ではなく、月給制であること
・社会保険が完備されていること
・全国に拠点を設けていて派遣先を広く確保していること
・既に数千人の派遣社員が働いていること

など、確認しておく必要があります。



私が働いている派遣会社であれば、Xからメッセージをいただければ紹介できます。

ちなみに私は53万円+残業代の給料で、家賃光熱費負担0円、帰省費支給、交通費支給の条件です。

これを書いている2023年10月で資産は1200万円以上あります。

同じ派遣会社で4年働いて、奨学金を返し終わり1200万円ありますので、それなりに自信をもってこの方法をすすめます。

タイトルとURLをコピーしました