ご覧いただきありがとうございます。
私は派遣社員で施工管理の仕事をしています。
給料は月53万円+残業代です。
以前に『2級の施工管理技士が5年で2000万円作る方法』について書きました。
内容をまとめると、
・2級の施工管理技士なら月40~45万+残業代の契約が可能
・借上社宅に住めば家賃0円になる
・毎月30万円以上の投資が可能
・新NISA枠上限を最速で埋めることができる
ということでした。
こんな疑問をお持ちの方がいると思います。
『正社員で昇進した方が、年収が増えて有利なのでは?』
今回はその疑問にお応えします。
結論から言うと、
派遣社員と正社員の年収の差
派遣社員の年収は、年齢が若いうちは正社員より優位です。
例えば2級の施工管理技士の資格でも持っていれば、
月40万~45万円+残業代は可能です。
残業時間にもよりますが、年収600万くらいはいけます。
私が27歳派遣社員(2級施工管理技士)のときに、年収は620万円ほどありました。
27歳のときの年収をベースにシミュレーションしていきます。
今は、当時よりも年収は増えていますが、年収が全く変わらないと仮定します。
つまり昇給0円とします。
一方、正社員さんの給料が27歳で450万円とします。
正社員さんは毎年1回、10,000円の昇給があるとします。
42歳くらいを境に、年収が逆転し、正社員の方が多くなります。
その後、派遣コースと正社員コースの年収差は広がり、60歳くらいになると200万円以上の年収差になります。
それでは、本当に正社員で長く働いた方が得なのでしょうか?
派遣社員と正社員の資産の差
【派遣コース】
派遣コースの場合は、27歳から毎月30万円を投資に回すことができます。
新NISAの非課税枠を最短で埋めることができるのです。
つまり、年間360万円、27歳からの5年間で1800万円の積立投資ができます。
【正社員コース】
仮に正社員さんが毎月10万円の投資をしたとしましょう。
新NISAの非課税枠1,800万円を埋めるためには、15年かかります。
・27歳から5年間で1,800万円の非課税枠を埋める派遣施工管理コース
・27歳から15年間で1,800万円の非課税枠を埋める正社員コース
この2つの資産推移を比較します。
どちらも年間の利回りは5%と仮定します。
結果は驚くべきものです。
派遣の2級施工管理技士が、月30万円を5年間積み立てた場合、
正社員が月10万円を15年間積み立てた場合よりも資産形成の速度が速く、
一生追いつけない差になりました。
15年経って、正社員さんが1,800万円の枠を埋めるころには、
派遣社員との資産の差は700万円近くになっており、
そのまま放置し続けた場合、65歳になるころには、派遣社員の方が2200万円も資産が多くなっています。
派遣社員の資産に、正社員の資産が追い付けないのです。
複利の力は凄いのです。
早い時期に大きな額を投資した方が有利なのです。
シミュレーション結果から分かること
42歳ごろには、正社員の方が年収は多くなります。
しかし、最速で新NISAの枠を埋めておけば、派遣社員の方が資産額が多くなります。
ただし、年収ランキングに出てくるような大企業のように、30代で年収800万円、40代で1,000万円以上のようなケースであれば、結果は違います。
今回は、40代で700万、50代で800万円に達するくらいの中小企業をイメージしています。
施工管理派遣社員からの提案
今回のシミュレーション結果から、次の提案ができると思っています。
もし1級、2級の施工管理技士の資格を持っていて、
月30万円の投資ができない場合、今の会社を離れた方が良いでしょう。
2つの選択肢があると思います。
①大企業の正社員に転職する
②派遣の施工管理に転職する
※家のローンなどの固定費や、多額の借金がある人は、転職しても月30万円の投資が難しい場合があります。
施工管理の派遣社員として働き、新NISAの枠を最速で埋めたときの年齢が
若ければ若いほど、人生の残り時間は多いです。
残りの人生を他のやりたいことに充ててみてはどうでしょう。
それは私が目指しているところでもあります。
一生施工管理をやりたいですか?
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30歳から5年で35歳
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40歳から施工管理の仕事をやめて、好きな仕事をやってはどうですか?
そのときあなたは既に老後の心配をしなくていいだけの資産ができています。
そして何かに挑戦するには十分に若い!
もし、施工管理の派遣社員を検討してみたいという方がいれば、気軽にX(旧Twitter)からメッセージをください。
喜んでアドバイスします。